一般公開用「学光」秋号
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自立学習入門セレクションodutIn indepeninttoitndeearrcn n lo gこれまで機関誌『学光』で連載してきた自立学習入門講座の中から、特に大事なポイントとなる回を自立学習入門セレクションとして紹介いたします。1度読んだ箇所をもう一度読み返すときには、パラグラフや小節の終わりごとに立ち止まってキーセンテンスやキーワードをノートに書き取ります。 ①著者によって書かれた要約部分に印をつけます。②題目文の中で示された「主題」をノートに要約してみましょう。③キーセンテンスやキーワードをノートに書き取ってください。④疑問点もノートに書き取ります。⑤著者と異なる意見をもったら、その要点やアイディアもノートに書き取っておきましょう。いでしょう。それと同時に、疑問点や著者とは異なる自分の意見を欄外や余白にメモします。④あまり多種類の色分けをすることはお勧めできませんが、三色ペンを使ってメモの種類や重要性を使い分ける方法も効果的です。131. 「読書メモ」 ─本を読むときの効果的なメモの取り方─■「読書メモ」を取る目的と効用■実践的な「読書メモ」の取り方1回目の読書の時には、著者の論理の筋 読書メモとは、著者の論理の筋をたどをたどることに集中します。り、文献中の主要なポイントを明らかにし、自分で考えるために、本に印をつけ 読書メモの取り方はいろいろありますたり欄外にチェックを入れたりすることが、最も簡単な方法を紹介しておきまを指します。読書メモの目的は、メモをす。できるものから実践してください。取ることによって、著者の論理の筋をた①文献が縦書きの場合は大事な箇所の横どり、ポイントがどこにあるか記録するに、文献が横書きの場合は当該箇所の下ことです。後で、もう一度その内容を復に線を引きます。線を引く部分が多いと習したり引用したりするときに役立ちまきには四角で囲むとよいでしょう。②重すし、自分で否応なく考える習慣が身に要な箇所であれば、その部分を挟むようつきます。に、縦書きのときは上下に2本の線を、横書きの場合は左右に2本の線を引くとよいでしょう。特に重要だと思ったところには、★印や◎印や!マークをつけてください。後で読み返したときに一目で重要箇所だとわかることが大切です。 ③また、疑問に感じたり、もっと調べたいと思った箇所には、?印をつけるとよ今回は評価項目②で取り上げた4種類の「読書術」と密接に関連する具体的な「読書メモ」の取り方と「情報カード」のまとめ方について解説します。自立学習入門講座 5評価項目②:テキストの内容を十分に理解するための情報整理術とは有里 典三教授自立学習入門セレクション

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