一般公開用「学光」秋号
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後半の学修について学修者としての成長を通信教育部長吉川 成司 2022年度の通信教育部・学事日程も、山場の一つである夏期スクーリングを越えました。そして季節は移り、学事日程の後半もすでに始まり、皆さんそれぞれに秋期とオンデマンドのスクーリングに、科目試験とそれに向けたレポート作成にと励んでおられることと思います。 さて、年度始めに履修登録を行った際には、皆さん、今年度の目標と計画を考えたことでしょう(Plan:計画・目標)。いつの科目試験を受けるためにいつまでにレポートを提出して、春期スクーリングではどの科目を、夏期スクーリングではどの科目を受講して(Do:実行)など、すべてもしくはいくつかは達成できましたでしょうか。これらの進み具合はいかがでしょうか(Check:評価)? さらに卒業に向けて等、より長期的な目標に向けた計画・行動(Action:改善)は考えていらっしゃいますでしょうか。 上に述べたことは、まとめてPDCAサイクルといい、継続的な改善のためのプロセスを意味します。このサイクルを回すことで、単位を積み重ね、そして卒業資格を得ることにつながっていくのです。 これらのことを別の角度から言えば、タイムマネジメントの重要性ということになりましょう。タイムマネジメントとは、一般的には、生産性を高める時間管理方法のことを意味します。成り行き任せではいつになったら達成できるのか見通しが持てません。また、精神論だけでは方法論がなく具体性に欠けます。タイムマネジメントは、明確な方法によって基づいた実践方法なのです。直接的には、日常の生活時間の効率化です。その手段としては、手帳やカレンダー、スマートフォンのスケジュール管理アプリを活用するなど、優先度と重要度に応じた順序づけ、見える化、スケジューリングなどがあります。 使命は「命を使う」と書きます。一面、命とは人生の時間の総体です。時間をマネジメントすることは人生を大事にし充実させることであるといえましょう。改善評価7PLAN計画PDCA(ピーディーシィーエー)サイクルACTIONDO実行CHECK学修行動のマネジメント後後半半のの学学修修ににつついいてて

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