一般公開用「学光」冬号
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y 10weivretnITukyoStor▼ボンド大学17Graduate卒業生インタビュー卒業生大阪府在住池田 泰行さん工学士×経済学士×MBA有里教授と早朝や通勤時間など、工夫して時間を作り、日々挑戦することの手応えを感じることができました。 現在、私はSE(システムエンジニア)として働いています。私の仕事と経営学は密接な関係があり、経営学をもっと学んでみたいと思い、担当の佐久間先生に相談したところ、MBAを目指すのも一つの方法だと助言をしてくださいました。通教卒業後のMBA取得に向けて、世界中の大学を比較·検討する中、オーストラリアのボンド大学なら、日本に滞在しながらオンライン授業でMBAを取得できることが分かり、入学しました。当然のことながら入学後は、ほとんどの講義が英語。中には、現地での受講が必須で、かつ受講条件としてTOEIC750点以上の取得を要する科目もあり、英語の勉強にも挑戦しました。その結果、無事に775点を取得し受講することができました。何度も聞き直さないと理解できない授業もありますが、積極的に質問をするなどして日々挑戦しています。現在は、6割以上の単位を修得し、2023年9月には念願のMBAが取得できる見込みです。 工学士に創大通教の経済学士が加わり、さらにMBAを取得することで、これらの知識を活用し、もう一度、社会に貢献したいと思っています。日本では会社制度が変わり、これから社外取締役が不足するだろうと予測されています。自身が次の時代の社会に利益をもたらす会社の社外取締役となり、その発展に寄与したいと考えています。また、会社を発展させるために法律の知識も必要ですので、近い将来、創大通教で法学の勉強にも挑戦していこうと思っています。工学士×経済学士×MBAで社会に貢献できる人に!有里教授に背中を押されて 2018年12月、出身大学の同窓の集いで、大学の先輩であり、現在、創価大学通信教育部の専任教員である有里教授と再会しました。その時、有里教授は創大通教の素晴らしさを私に語り、勧めてくれたのです。以前から創立者池田先生の創られた大学で学びたいとの願望はありましたが、仕事が多忙で、通教で学ぶことは不可能と考えていました。しかし、有里教授が熱意をもって創大通教で学ぶ意義を語ってくれ、なかなか一歩を踏み出す勇気がなかった私の背中を押してくれたことで、ようやく挑戦する決意を固めることができたのです。脳に効果的!朝学修が習慣に 2019年4月2日に晴れて入学。入学式のメッセージで創立者は「学ぶ生命には、断じて行き詰まりはありません」と激励してくださり、創大生に対する期待を感じ、胸を熱くしました。また、自分と同じく働きながら挑戦する人がこんなに多くいることに感激を深くしました。 入学式当日、有里教授の研究室を訪ねると、勉強する時間の作り方や早朝に勉強する効用などを丁寧に教えてくれました。そして、「先人や先哲が、生涯をかけて残した知見の上に立って世界を見ると、ぼやけたものがくっきりと見えるようになる」と励ましてくれました。以降、創価大学でしか学べない科目 創価大学でしか学べない「人間教育論」は、最高の教授陣から最大の情熱が込められて語られる科目であり、受講してよかったと心から感じています。創立者が創大生に贈られた「創造的人間たれ」とのメッセージは、生涯の指針となりました。この科目で学んだ精神があるからこそ、今も学び続けることができています。仕事に活かされた通教での学修 授業で簿記原理を学び、簿記3級試験に合格。また、レポート提出前に何度も推敲する癖がついたことで、社内文書の誤字脱字等の間違いが激減したと感じています。さらに会社法や経営学を学ぶと、日々会社で格闘していることに対する答えが書かれているようで、通教での学びが仕事で活かせるようになり、生活が充実していきました。 今思えば、もっと早く通教に挑戦していれば、もっと違う人生であったかもと考えます。挑戦しなければ道は開かれません。高い目標に挑戦していく中で、今まで気づかなかった自身の能力が開発されると考えています。MBA(経営学修士)の取得を目指して01Tukyo

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