一般公開用「学光」冬号
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第47回学光祭記念講演32022年8月16日開催の「第47回 学光祭」において池田大作記念創価教育研究所客員研究員の塩原將行氏による講演が行われました。 世界に広がる第47回学光祭の開催、大変におめでとうございます。1978年4月から1985年の第10回学光祭を終えるまでの7年半、私は通信教育部の職員として、学生係を担当させていただきました。通教を離れて37年になりますが、私にとって、まさに黄金の日々であり、その経験が土台となって、牧口常三郎先生・戸田城聖先生・池田大作先生の評伝的研究が始まりました。 今日は、通教開設3年目から10年目までの創立者池田先生と通教生、そして創立者が創価大学開学と同時に通信教育部を開設したいとまで構想されておられたのはなぜなのかについて、一緒に考えてみたいと思います。 創価大学大学院を修了し通教の職員になった私は、その年の7月、創立者池田先生に「通信教育部の職員になりました。学光祭に来てください!」と申し上げたところ、創立者は「険難の峰を超えたものでなければ、山に登った喜びはわからない。そうだな」と仰られました。 通教にとって「険難の峰」、最大の課題は、一人でも多くの方が卒業することです。開設当初創立者は、通教生に“4年で卒業しなさい”と語っておられました。通教の学生係として、一人でも多くの方と語り、一歩卒業に向けて踏池田大作記念創価教育研究所 客員研究員 塩原 將行創立者池田先生と通教生、 そして、私にとってのレポート課題第47回 学光祭記念講演

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