2023年度 入学案内パンフレット
12/32

112021年 3月教育学部教育学科卒業堀 清美さんアメリカ在住アメリカで仕事をしながら通教に再入学主人のアメリカ赴任に伴い、ワシントンD.C.の日本語学校で教員として14年間、アメリカ在住の日本人の子どもたちを教えています。アメリカでは外国人に日本語を教える機会がありましたが、どのように教えたらいいかわからず、途方に暮れていました。そんなとき、創大通教に日本語教師コースができたことを知り、入学を決意。創大通教は、父が開設と同時に入学し、その後、自分も保育士の仕事をしながら、小学校教諭を目指して学んだ大学です。仕事をしながらの勉強は容易ではなく、くじけそうになることもありましたが、周囲の励ましのおかげで学び続けることができました。取得資格日本語教師日本語を教えることを通して、日本と外国の懸け橋になりたい保育士として働きながら創大通教で小学校教諭免許状を取得し、ご主人のアメリカ赴任に伴ってワシントンD.C.で日本語学校の教員を続けてきた堀さんが、日本語教師の資格取得を目指して再度通教に入学したのは、外国人に日本語を教えることの難しさを痛感したからだといいます。「『日本語は楽しい!』と感じられる授業にするために、卒業後も勉強を重ねています」と話す堀さんに、挑戦し続けるパワーの源を伺いました。スクーリングは海外からの受講で、インターネットの不具合や時差の中で睡魔と格闘しながらでした。しかし先生方が工夫してくださるとともに、大学事務室の方のサポートや参加者との連携で、孤独感を感じることもなく、まるで教室にいるような感覚で授業を受けることができました。卒業後は、ワシントンD.C.にあるインターナショナル・ランゲージ学院で日本語教師として仕事を続けながら、ときどき他の語学学校のお手伝いもしています。日本の文化をこよなく愛し、もっと日本語が話せるようになりたいと挑戦する学生たちのために、よりよい授業ができるように、今も勉強する毎日です。目標は、日本語を教えることを通して、日本と外国の架け橋になること。激励してくださった創立者に恩返しをするためにも、努力を続けたいと思います。※現在、日本語教師の資格は文学部での取得になります。挑戦する学生のためによりよい授業を目指す日本語教師・社会教育士

元のページ  ../index.html#12

このブックを見る