教育学部教育学科植田 由樹雄さん東京都在住12日本語教師養成課程を修了した方、社会教育士の資格取得を目指す学生について紹介します。取得資格社会教育士通教の学びを活かし、地域で社会教育士の役割を果たしたい会社で企業人教育に携わるとともに、地元の自治会で自主防災委員として活動する植田さんは、ご家族が創大生や通教生だったこともきっかけとなり通教に入学。学んでいく中で「社会教育士」の存在を知り、実際に地域の活動に積極的に参加しながら、将来の目標を具体化していきました。通教で学んだことがきっかけで、考え方や行動の幅が大きく広がり、植田さんは新たな人生の第一歩を踏み出しています。長女と次女が創大で学び、妻と長男が創大通教で勉学に励んでいることから、私も通教で教育関係を学びたいと思い、入学しました。学んでいく中で社会教育士の存在を知り、「地域との学びを通じてのつながり」「市民の社会参加促進」など様々な意義があることに魅力を感じて、資格の取得を目標に設定しました。人間関係の希薄化が進む現代に、地域とのつながりの窓口にもなる素晴らしい役割だと思いました。その後、通教の学修と併せて、地元小平市の教育委員会や社会教育委員の会議を傍聴し、「生の会議」と「講義で学んだ知識」を重ね合わせ、生きた学習の効果が高まりました。地域課題に対する支援活動の拡大を実現したい地域の広報誌で「社会教育委員」の公募を知り、指定されたテーマのレポートを提出して、2年間の就任が決定。現在は実際の会議でも通教で学んだことを活かして意見を述べるなど、生きた社会教育の学びの場とさせていただいています。通教の「社会教育実習」として公民館では行事の支援・運営に携わり、地域における自治活動の重要性も認識しました。卒業後は地元自治会・地域で、社会教育士としての役割を果たしていきたいと考えています。地域を牽引するリーダーを育成し、自治会活動を通して学びの促進を行い、地域課題に対する支援活動の拡大を実現していきたいと思います。社会教育士の意義に魅力を感じて目標に設定
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