一般公開用 2023「学光」秋号
2/22

3 クーリングで大いに学び、成長されることで、通信教育部の持つ価値を高めるとともに、今後の創価大学発展への大きな力とワー」に教員の研究室を訪問できるこ夏期スリン-2023年度通信教育部夏期スクーリング開講式たびだちしだれざくらおめでとうございます。今回のスクーリングには1598名の方々が参加されまホ海外からも、12カ国・地域から3冴Wの方々が参加されるとうかがっております。中にはお金も時間もかかる対面スクーリングについて「大変だな」と思った方もおられるかもしれません。そこで、これからスクーリングを受講する皆さんとともに、対面スクーリングの意義や心構えについて、3点にわたって考えてみたいと思います。1つHは、何よりも、創価大学のキャンパスには創立者池田先生の心が溢れているということです。中央教育棟の前には「出発の庭」があり、創立者が自ら植えられた枝垂桜が枝を伸ばしています。文系A棟の前には、開学の際に創立者から贈られたブロンズ像があり、そこには「英知を磨くは何のため君よそれを忘るるな」•「労苦と使命の中にのみ人生の価値(たから)は生まれる」との重要なメッセージが刻まれています。そのほか構内には創立者ゆかりの場所が数多くあります。創立者の息いを感じながら、このキャンパスで思索を重ねてください。そして、本部棟5階エントランスホールにある、創立者の「教育・学術交流ー名脊学術称号受章の軌跡一」の展示および創立50周年記念展示「創価大学の歴史」を必ず見ていただきたいと思います。こうした場所を自由に訪れることは、対面スクーリングでなければできないことです。2つ目は、教貝の先生方に会えるということです。教室で直接先生に会い、その人間性や温かさを感じつつ、直接のやり取りをしながら授業を受けることができます。また通教生の特権は、「オフィスアとです。先生方は皆さんが来てくださることを心待ちにしています。授業内容のほか、教員の豊富な人生経験や学問上の知識を様々うかがうことができるのは、皆さんにとって至福の時間となることは問追いありま2023年度の創価大学夏期スクーリングの開催、誠にせん。このように、実際の先生方と直接会ってお話ができるのも、対面スクーリングならではの大きな価値です。3つ目は、共に学ぶ多くの通教生と友達になれることです。対面スクーリングでは、他の通教生たちと長い時間を一緒に過ごし、様々な問題に取り組みます。またホームルーム等の交流の場を通して連帯感も生まれ、皆さん自身の学修を大きく後押ししてくれることでしょう。「全国にはこんなにたくさんの仲間がいる」と感じることも大きなモチベーションになることと思います。そうしてできた全国の通教生の友人は、今回だけでなく、今後もお互いに励まし合うことで、卒業をH指す学修において大変な力になります。スクーリング期間にできるだけ多くの通教生を友人にしてください。これもまた、対面スクーリングの持つ大きな力です。以上「3つのつながり」を今回のスクーリングの機会に大きく広げ、最高の財産としてほしいと思います。創立者池田先生は、1976年の通信教育部開学式へのメッセージで、「通信教育部の設置は、創価大学設立の構想を練りはじめて以来の、私の念願でありました」と謡っておられます。また1985年の第10回学光祭では、大学を卒業しても何の成長もなければそれは「虚像」に過ぎないと指摘されたあと、「働きながらも、通信教育での卒業をめざして全力で精進する姿は、学問への、また深い人生を生きゆくことへの実像の姿である」と述べられています。18歳人口が減少する中、生涯学習が注Hされています。またコロナ禍以降、通侶教育の持つ大きな可能性について認識が高まっています。こうした状況の中で、まさに「実像」として、通信教育部の持つ意義が今後ますます高まってくることは間違いありません。本8お集まりの皆さんが、夏期スなってくださることを念願しています。「3つのつながり」で允実した夏期スクーリングをク_

元のページ  ../index.html#2

このブックを見る