学校に行けずに悩んでいた高校生のころ、アイドルグループのライブで聴いた歌の歌詞に感動して、「勉強ってこのためにあるんだ!もっと人を励ませる言葉を勉強したい!」と強く思い、大学進学を決意したという二上さん。その後、「世界で仕事ができる人になりたい」という夢をもち、大学入試の挫折を乗り越えて、通教の日本語教員養成コースに入学。通教で様々な人と出会ったことが、くじけずに一歩ずつ前に進む力の源になり、ついに目標を達成しました。「世界で仕事ができる人になりたい」という夢をもち、創価女子短大を目指して勉学に挑戦しましたが、結果は不合格。落ち込み、悩んでいたとき、高校の恩師から創大通教を紹介していただきました。学部やコースを検討し、「世界のどこに行っても仕事ができて、日本語の勉強もできる」日本語教員養成コースに入学することを決意しました。在学中はとにかく教材を読み込み、各課題についての論文も読んで、その後、自分の考えをノートや教科書にメモするようにしていました。勉強時間の確保も挑戦でした。「少しの時間でも教科書が読めた」「参考文献を検索できた」など自分を褒めながら進むのも大切だと感じています。※学光祭実行委員の学友スクーリングは、教授の経験を聞いたり、ディスカッションで新たな考えに触れたりと楽しい記憶しかありません。学寮で学友と語り合い、学光祭実行委員として活動したことも黄金に輝く思い出となっています。今は、前からお世話になっていて、通教でも共に学んだ方に紹介していただいた日本語学校の非常勤講師として、主にスリランカ、ネパール、バングラデシュの学生を対象に授業を行っています。教案やテストの採点に追われ、辛いときもありますが、通教で学んだことが実践できるよう、創立の精神や創立者から通教生への数々の励まし、大学での何ものにも代え難い宝のような思い出を胸に、仕事に向き合っています。日本語教師としては、創大の教授のような、楽しくてわかりやすく、創造的な授業を目指し、学生たちに「日本語の勉強が楽しい」「教室が心安らぐ場所になっている」と思ってもらえるように頑張っていきたいです。※現在、日本語教師の資格は文学部での取得となります。教育学部教育学科卒業宮城県在住二上 幸江さん09目標は創大の教授のような授業!通教の学びを実践につなげたい挫折を乗り越え、通教で夢に向かうことを決意宝のような思い出を胸に、仕事に向き合う日本語教員日本語教員・社会教育士
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