一般公開用「学光」春・夏 号
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Pick Up通教生在学生インタビュー 2021年入学文学部人間学科4年次山本 信治さんInterview #117五島列島福江島在住対馬       五     島   列 島長崎五島列島の福江島から海を望むトの評価は「A」だったので、先生は優しいなと思いました。(笑) その他の科目では、特に「日本語教材研究」が本当に悩み、何が正解なのか分からなくなるほど強烈に難しかったです。 しかし、通教で学んだ日本語教育の知識が、リアルの現場で遭遇する様々なケースにそのまま活かすことができています。通教に入学していなければ、対応はできませんでした。8月は自塾の夏期講習期間のため、毎日仕事で埋まっており、そこから入試シーズンが終わる3月までは非常に忙しいため、履修登録後の4~7月を勝負期間と定めています。また仕事の関係上、生徒の教科書や参考書の確認、英語力向上のため英会話のオンライン授業も受けており、通教の学習に充てる時間が限られています。できない日もありますが、時間があれば教科書を1行でも読む意識を常に持ち、1日1時間以上、土日は10時間のルーティンで学習目標を立てています。 理系の私にとっては、未知の領域に苦労することが多いのですが、苦手なことに挑戦すること、努力し続けることが、自塾の生徒の成長にも繋がると思っています。 【労苦と使命の中にのみ 人生の価たから値は生まれる】との創立者が示された指針を追求しながら、これからも頑張っていきます。卒業・資格取得を目指して新たな挑戦 私は、創価大学工学部生物工学科に入学し、2003年3月に卒業しました。 卒業後、いくつかの職を経て、電気通信設備の会社で設計士として働く中で、業務量の増加や人間関係のあつれきも重なり、過労で静養を余儀なくされました。 そして、少しずつ回復してきたころ、以前、心療内科の担当医から言われた、「山本さんは事業を起こして、一人で仕事をするのがよいのでは」とのアドバイスが脳裏をよぎりました。 言われたときは、今の状態で事業を起こすなんてと思いましたが、そこから自分に何ができるかを真剣に考えるようになり、昔に地域の中学生に家庭教師をして、全員を志望校に導くことができた経験を思い出しました。 そして、福江島には集団塾しかないため、ICT(情報通信技術)機器を導入して個別指導の学習塾を開いたら集団塾には馴染めない生徒の未来を開くことができるのではとひらめき、思い切って挑戦しました。 2016年の開講当時は生徒2、3人からのスタートでしたが、親御さんの口コミから受講者を増やすことができ、現在は中学生をメインに40名ほどが通ってくれています。コロナ禍においても、生徒のノートを映せるようにWebカメラを貸し出して、自宅で受講できる環境も整えています。入学のきっかけ 島内にベトナム人日本語学校が創設されて街に留学生が増えたことや、学習塾にも帰国子女の方が入塾されたことで、国語だけではなく日本語を教える知識が必要になりました。 また、今後は日本の人口が減少するので、外国人の方が増え、日本語教育が必要な子供たちも増えてくるのではと思い、日本語教師を目指そうと決めました。 その当時は、福岡の日本語教師育成講座を受講しようと思っていましたが、もしかしたら、母校でもやっているのではと思い調べてみると、文学部で日本語教師を目指せることが分かりました。オンラインでの学修環境が整っており、学費も圧倒的に安かったので、最終的に母校である創価大学を選びました。 私の住んでいる福江島から東京(八王子)までは、6時間近くかかり、往復の交通費で5~6万円、加えて宿泊費や食事代などもかかってしまうので、離島に住む私にとってはオンライン授業は本当にありがたいです。レポートに悪戦苦闘 はじめに行き詰ったのはレポート作成でした。工学部卒業の理系人間だったので、理系と文系でレポートの書き方がまったく違うことに驚きました。 理系のレポートは、実験して見えてくるデータがあり、それについて考察していきますが、文系のレポートは、文章の中から「何を言わんとするか」を読みとってその内容を正しい表現でまとめていくので、本当に難しかったです。 最初にスクーリングを受講した「日本語教育概論」のレポートでは、書いてみると2000字の制限があるところ7000字になってしまい、パニックになりました。最終的にレポート1通を書きあげるのに60時間ほどかかってしまいました。レポーPick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生ick Up 通教生#1#1#1

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